コロナ禍の挑戦が生んだ「シコミーヌ」の新提案~冷凍収納で家族みんなをラクにする仕組み術

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愛家(あいか)

ライフオーガナイザー

佐藤美香

コロナ禍の挑戦が生んだ「シコミーヌ」の新提案~冷凍収納で家族みんなをラクにする仕組み術

タイトルシコミーヌの手間を省いてやってる風 家族も巻き込む冷凍収納: 仕込みができれば あとはラクラク続いていく
著者佐藤美香
URLhttps://amzn.to/45DTy9X
出版社KDP (Kindle Direct Publishing)
サイズ14.5MB(Kindle)
ページ数106ページ(Kindle)
担当編集・プロデュース(企画、構成、編集、校正、装丁ディレクション )
協力

表紙デザイン/

書籍紹介

ライフオーガナイザーとして個人宅の片づけサポートや建材メーカーでの収納相談を手がける佐藤美香さん。コロナ禍で仕事が激減した状況を逆手にとり、これまで蓄積してきた冷凍活用の知識を一冊にまとめました。「シコミーヌ」という独自のコンセプトで、冷凍収納から家事シェアまでを体系化した実践的な内容は、多くの読者から「見やすい」「わかりやすい」と好評を得ています。

目次

はじめに
PART.1 冷凍を使いこなすために、まず冷凍室の収納を考えましょう
第1章 アクセスの良さをいかす!
使い忘れ防止や、急速冷凍コーナーを作ろう ―冷凍室上段―
第2章 たっぷりスペースをいかす!
未来のラクを生む冷凍ストック庫にするのがオススメ ―冷凍室下段―
PART.2 冷凍を使いこなすために、日々の食事に取り入れやすくしよう
第3章 作り置きおかずは冷凍保存で、時間のある時に一気に作って、
食事の心配から解放されよう
第4章 1番の時短は家族にやってもらうこと 
やってもらいやすいこと・やってもらうための準備を知ろう
第5章 手間をかけなくても手作りできる、やってる風に見えればOK
―お弁当にオススメの冷凍おかず5つ-
第6章 腐らせる・処分していた食材を、冷凍を使って美味しく食べきろう
―食品ロス削減にオススメの冷凍食材5つ-
PART.3 冷凍を使いこなすためのハードルを解決しよう!
―よくあるお悩みトップ10のQ&A集―
おわりに

きっかけ

コロナ禍の仕事減少が背中を押した補助金への挑戦

佐藤美香さんがKindle出版を決意したのは、コロナ禍で大きく環境が変わった2020年のことでした。
「大きなきっかけは、コロナ禍で対面の講座やお客様のご自宅へお伺いする仕事が軒並みなくなってしまったことです。特に私は、小さいお子さんがいらっしゃるご家庭のお客様が多かったので、外出自粛の影響を大きく受けました」
当時、美香さんは月に10本ものライター業務を手がけていましたが、非対面での仕事の重要性を痛感します。
「非対面でできる仕事の必要性を痛感しました。また、コロナで様々な補助金制度があったことも、背中を押してくれました」
さらに、長年ライターとして書いてきた記事への想いもありました。
「サイトに記事を載せると、私の名前は出ていてもサイトの資産になってしまいます。長年書いてきたものを、自分の名前でまとめたいという思いがずっとありました」
「自分の積み上げてきた内容を体系化し、自分の名前で発信したいという想いがずっとあったので、この機会に挑戦しようと思いました」

想い

食品ロスへの心の痛みと「手作り料理を出すお母さん」への憧れ

美香さんの出版への想いの根底には、お客様の姿を見て感じた切実な想いがありました。
「お客様のお宅で片づけをお手伝いする際、リセットのためにいろんなものを処分する工程があります。その中でも、食品を捨てる時は皆さん本当に心が痛むんです。その姿を見ているのは、とても心苦しく感じました」
コロナ禍でのまとめ買いの増加も、このテーマを選ぶ決め手となりました。
「コロナの影響で多くの人がまとめ買いをするようになり、食品ロスが増えている現状を目の当たりにしました。その問題を解決するためにも、冷凍保存の方法を広めることが必要だと思いました」
一方で、美香さん自身にも料理に対する複雑な思いがありました。
「私自身、料理はそれほど好きでも得意でもありません。でも、全部外食や中食で済ませたいわけでもなく、『手作り料理を出すお母さんになりたい』という想いは捨てきれないんです。きっと同じような気持ちを抱えている方は多いはず」
さらに、美香さん自身の実体験も大きな動機となっていました。
「私自身、料理が得意というわけではありませんでしたが、冷凍を上手に使うことで、食品を無駄にせずに済む方法を見つけてきました。その中で、どうすれば家庭で冷凍をもっと手軽に活用できるかを模索してきたんです」
この共感できる悩みこそが、多くの読者に届けたいメッセージの核心でした。

企画

5年間の信頼関係が決め手となった編集サポート選び

出版を決意した美香さんが編集サポートに選んだのは、5年間お世話になっていた弊社の藤岡さでした。
「5年間、片づけ収納.comというサイトでお世話になっていたので、のんさん(藤岡のニックネーム)に対して絶対的な安心感がありました。また、ずっと私の記事を添削していただいていたので、私以上に私の特徴や強みを理解してくださっているという信頼がありました」
従来の出版に対するイメージも変わりました。
「出版といえば、商業出版で本を出すイメージしかありませんでした。よほど自分のブログや活動が世に知られていないと出版できない、もしくは自費出版しかないと思っていました」
電子書籍という第3の道を知ったことで、新たな可能性が開かれたのです。

カタチにする

補助金の期限に追われながらも1ヶ月半で集中制作

実際の制作過程では、補助金申請の関係で非常にタイトなスケジュールとなりました。
「コロナの影響で申請件数が多く、手続きが遅れました。その上、締切は変わらなかったので、約1ヶ月半という短期間での制作となりました」
「絶対にこの日までに出版しなければならないのに、補助金の承認はまだ出ていない。でも、この日に出版したという事実は作らなければならない状況でした」
制作過程では、ライター経験と書籍制作の違いを実感しました。
「ライターとして単発の記事を書くのと、書籍としてまとめるのは全く違いました。本では内容のグループ分けや、全体の統一感を出すことが必要で、一記事ずつ書くのとは別次元の作業でした。
本としてまとめる際は統一感を持たせる必要があります。カテゴリー分けやポイントの絞り込みなど、新たなチャレンジが多かったです」
しかし、この工程には大きな喜びもあったと言います。
「でも、それがとても楽しかった。今までバラバラに書いてきたものを一冊にまとめることができて、その工程がとても楽しかったです」

届ける

「電子書籍は苦手だけど見やすかった」という嬉しい反響が

出版後の反響は、美香さんの期待を上回るものでした。
「普段は電子書籍が苦手だというお客様が、私の本だからと購入してくださって。『電子書籍は苦手だったけど、見やすかった』と連絡をくださる方が多く、本当に頑張った甲斐があったと嬉しく思いました」
出版による内面的な変化も大きなものでした。
「本を出すということは、それだけの経験と調査を積み重ねてきた証拠です。これだけのことをやってきたんだという自信につながりました。
自己紹介で『本を出しています』と言えるのは、『得意です』と言うだけとは違う安心感があります。相手からの信頼感も高まりました」

新たな展開

専門家としての地位確立とメディア出演

美香さんの活動は大きく広がっています。
「冷凍生活アドバイザーとして、専門家という立場でメディアに出演させていただく機会をいただきました。冷凍の専門家として認知され、専門家のポジションで取り上げていただけるようになったんです」
仕事に対する意識も変化しました。
「今までは味の延長のような感覚で仕事をしている部分もあり、お金をいただくことに罪悪感がどこかにあったんです。
でも、本を出すということは、それだけの経験と知識の蓄積が必要だということを実感し、『これだけ積み上げてきた』という自信を得ることができました」
今後の展開についても意欲的です。
「実はすぐに二冊目を出したいと思っています。今は一人暮らしをしている父への冷凍便の特集や、お弁当の時短テクニックなど、やりたいことがたくさんあります」

著者の声

デメリットは何もない。迷っているならぜひ出版を

出版を振り返り、これから挑戦を考えている方への美香さんのメッセージは明快です。
「電子書籍については、デメリットはほとんどないと思います。自分の棚卸し作業にもなり、これだけさまざまなことをやってきたという自信につながり、人にも伝えやすくなりました。
迷っているなら出したほうがいいと思います。挑戦してみる価値は十分にあるので、あれこれ理由をつけるよりも、まずやってみることをお勧めしたいです」
出版までの準備についても貴重なアドバイスをいただきました。
「これから出版を考えている方には、出版後にどうしたいかも含めて計画を立て、満を持して出版されることをお勧めします。
私も本来なら、もっと早くから計画を立てて告知を続け、出版に対する思いも伝え続けたかった。満を持して出版し、その後に特典や企画で波に乗るような形が理想的だと思います」

今回のお客様

依頼者名愛家(あいか)
ライフオーガナイザー  佐藤美香
概要個人宅の片づけサポートや建材メーカーでの収納相談を手がけるライフオーガナイザー。特に冷蔵庫・冷凍庫の活用法に関する専門性が高く、「シコミーヌ」という独自のコンセプトで家事の仕組み化を提案。コロナ禍での挑戦を経て、現在は冷凍生活アドバイザーとしてメディア出演も果たし、専門家としての地位を確立している。5年間のライター経験を活かした実践的で読みやすい文章が特徴。
URLhttps://aika-katazuke.com/
利用サービス セルフ出版/コンテンツプロデュース

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